おはようございます。
日本ランドエンジニアリング株式会社 不動産鑑定士の松田です。
寒さはまだまだですが、夜が短くなり、昼間が長くなってきました。
日射しに感じられる明るさは、春の気配。
歩いていると、歩幅が心なしか広くなっているような!?
今回もどうぞよろしくお願いいたします!
━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━
■□■
あたまに効くサプリメント(毎月1日、16日発行) 第13号
2016/2/16 発行:日本ランドエンジニアリング株式会社
■□■
━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━
……………………………………………………………………………………………
■目次
……………………………………………………………………………………………
■1 コラム
アメリカFRBの金利引き上げ
■2 弊社セミナー情報
■3 スタッフXのなぜなぜコーナー
なんで自治体サイトは見づらいの?
■4 新ビジネスを探る
ウチコミ!大家さんが直接掲載する情報サイト
……………………………………………………………………………………………
■1 コラム
アメリカFRBの金利引き上げ
……………………………………………………………………………………………
昨年末の12月16日、アメリカの中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)が、
リーマンショックのあと7年間にわたって続けてきたゼロ金利政策を解除して、
利上を始めることを決めた。
金利水準は、0.25%、金利の上げ下げで景気を調整する正常な姿に戻ることになった。
リーマンショックから回復するのに7年間かかったことになる。
一方、日銀の黒田総裁は、ゼロ金利政策のみならず、量的緩和政策をも継続中である。
今年に入り1月20日現在ですでに、ETF2833億、Jリート96億円を購入し、
資産価格のプレミアムに働きかける政策を継続中である。
それでも日本の株価は、大発会から6営業日連続して下落した。
昨年末の日経平均株価も19,033円から1月21日現在で約2000円(10%強)下落した。
大幅下落した原因としては、中国の景気減速、それに伴う中国人民元の切り下げ、原油安等が挙げられる。
テレビの経済評論家が説明する“ほんとかいな“と思われる詳細な経済理論は別にして、
世界中のお金が自由の動く開放経済下では、肌感覚でも株価が下落すると感じる。
近代の日本に限らず株価市場は、海外の投資資金が株式相場に多大な影響を与える。
アメリカのFRBが金利を上げることは、アメリカにおける事業の収益性が改善していることを示している。
0.25%金利を上げても、事業収益が、それ以上高い収益性になるから資金需要が発生する。
日本では、ゼロ金利を継続したままである。単純な公式でも株式も債権も資金をアメリカに移す方が合理的である。
多くの、そして誰も知らない、特別な情報を持っているエコノミストは、
経済には多様な要素があり、単純に資金がアメリカに逃避するわけではないと言うが、
この状態が長期に亘れば、多くの投資資金はアメリカに移動する。
日本も金利を上げればいいが、膨大な国債や郵貯が立ちはだかる。
日銀が買ったETFの中身は不明であるが、Jリートは、格付けAAの銘柄を約2800億円購入している。
昨年Jリ-トは大幅に下落し、回復途上である。日銀は株式会社であり、含み損を抱えている可能性がある。
貸借対照表を修正する必要があるのかな。
……………………………………………………………………………………………
■2 弊社セミナー情報
……………………………………………………………………………………………
【不動産経営戦略セミナー】
賃貸アパート・マンションのオーナー様必見!
土地活用は本当に相続対策として有効なのか?
不動産の専門家として、誰も語らない土地活用の盲点についてお話しております。
判断の決め手となる情報やデータが満載です。
★不動産経営戦略セミナー日程
テーマ「家族信託(民事信託)の活用」
日時:2016年2月17日(水)18:15~20:30
場所:ウィンクあいち12階会議室 1209(名駅)
家族信託とは、資産をもつ者が、
特定の目的(例:老後の生活、介護等に必要な資金の管理および給付など)にしたがって、
保有する不動産や預金等の資産を信頼できる家族に託し、その管理・処分を任せる仕組みです。
いわば、「家族の家族による家族のための信託(財産管理)」です。
資産の管理・処分を後継者等に任せることにより、
委託者(資産保有者)が望む事業承継や資産承継を可能にする仕組みの
「制度の内容」「効果的な使い方」「家族信託のメリット、デメリット」等について説明します。
【情報交換会】
毎回、今の名古屋の不動産市場で起きている事をテーマに、
セミナー形式を基本として、2か月に一回
講師と参加者双方向の交流・情報交換の場としています。
参加者のみなさまからは「勉強になった」「話の切り口が変わっている」等、
ご好評いただいています。
あなたもぜひご参加ください!
★情報交換会日程
テーマ「名古屋市の地価変動について」
日時:2016年2月23日(火)10:00~12:00
場所:りそな名古屋ビル地下1階第一会議室(伏見、弊社事務所所在ビル)
上記セミナーに参加を希望される方は、
このメールマガジン下部にあります連絡先にご連絡頂くか、
ホームページの問い合わせフォームよりお申込みください(担当:伊藤)
http://bit.ly/1hsOni8
今後のセミナー情報はこちらからご確認ください。
http://bit.ly/20c5xCJ
……………………………………………………………………………………………
■3 スタッフXのなぜなぜコーナー
なんで自治体サイトは見づらいの?
……………………………………………………………………………………………
スタッフOです。
自治体のサイトにアクセスすることって皆さんありますか?
今回のなぜなぜは、
「なんで自治体サイトは見づらいの?」
です。
税金、暮らし、イベント、役所手続き等は確認しないといけないので
見づらいなあと思っても使わなければいけません。
クリックしていくとほぼ迷子になってしまいますね。
地方自治体サイトが使いづらい、根本的な理由
http://be-chu.com/blog/77-20111004001.html
情報の一貫性のなさなどが指摘されています。
また書籍に「自治体Webサイトはなぜ使いにくいのか?」なんていう本もあるようです。
このコーナーで考察は最小限しか出来ませんが、
上のサイトにもあるように「サイト利用者と売上」の関係がないからでしょう。
もちろん自治体は企業ではないので、当たり前なのですが、
「自治体サイト見づらいから利用者減った。税金収入が減収した」
というニュースはあり得ないですよね。あれば面白いのですが。
今や人口減少であり、自治体も人の獲得で生き残る時代ですから、
「サイト見づらいから移住はいいや」なんて出てきたら死活問題ですからね。
それはともかく、最新の情報が上にあるとか(ページの上、または上位のページ)
そういうことはルール付けして欲しいなあというところでした。
反面教師にして、
弊社サイトも見やすく、かつ使えるサイトに育てていきます!
回答
「利用者への公開が前提で、使いやすいという利用者視点の立場がないから」
次回もお楽しみに!
……………………………………………………………………………………………
■4 新ビジネスを探る
ウチコミ!大家さんが直接掲載する情報サイト
……………………………………………………………………………………………
スタッフOです。
今回は大家さん向けのビジネスの紹介です。
ウチコミ!というサービスをご存じでしょうか?
https://uchicomi.com/
簡単に説明すると、大家さんが直接物件情報をサイトに載せ、
借りたい人とマッチングするサイトとなります。
今まで大家さんは多くは仲介会社に依頼をして、そこを通じて
契約を結んでいました。今も多数はそうだと思います。
ウチコミ!への大家さんの支払いは実際は家賃1ヶ月分を成果時に払う。
ここは変わらないのですが、利用者が仲介会社へ支払う分がなくるので、
実質半分程度は利用者負担がなくなります。
https://uchicomi.com/guide/owner/service/faq/
不動産仲介会社的には半分減るので、ウチコミ!を良く見ない人が出てきそうです。
実際に、中抜きとも言えるからですが、ただ、広告料の名目で両手取りというのは、
ビジネス的にいえば情報の非対称性、もっといえば情報が出回ってないから取れる
というところにアグラをかいていた、といっても過言ではないでしょう。
弊社所在の名古屋、東海圏の方には残念ですが、
ウチコミ!使ってみたい、無料だしやってみるかと思っても、
首都圏に現在は限られます。今後全国に広がっていく可能性も高いでしょう。
おまけでこちらも載せておきます。
首都圏が多いですが、全国に発展していくと使えるかもしれません。
これから注目の不動産ポータルサイト8選
https://theredocs.com/blog/?p=67
ビジネスモデルという意味では、ウチコミの収益はどこからか?ということが
気になる方も多いと思います。
おそらくですが、広告媒体も出しているのでそちらのサイト広告。
http://media-radar.jp/detail3064.html
または大家さんという特徴的な属性にターゲットを絞れるので、
それらのプロモーション、これらも広告ですね。
それらがメインの収益となると考えられます。
実際の仲介業務は不動産会社が行うわけで、仲介の仕組みを
直接行うことで、キャッシュポイントを変えていると言えそうです。
ユニークですね。
ウチコミの宣伝みたいになってしまいましたが、
大家さんのヒントになれば幸いです。
———————————————————————-
●モットー(座右の銘)●
大局観を失わず、地道に努力する
このメールマガジンは、
弊社スタッフが名刺交換させて頂いた皆様、
弊社セミナー等に参加された方々にお送りしております。
ご意見・ご要望がございましたら、ぜひお聞かせください。
nihon-land-engineering@n-le.jp
このメールマガジンのバックナンバーはこちらからご覧下さい。
https://n-le.jp/backnumber/
———————————————————————-
最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたの健康と幸せをお祈りしています。
┏━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━
┃日本ランドエンジニアリング株式会社 不動産鑑定士 松田 静雄
┃…………………………………………………………………………………………
┃〒460-0003 名古屋市中区錦2丁目15番22号 りそな名古屋ビル7階
┃TEL 052-202-0155 FAX 052-202-0156
┃MAIL nihon-land-engineering@n-le.jp
┃URL https://n-le.jp/
┗━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━
Copyright(c) 日本ランドエンジニアリング株式会社 All Rights Reserved.