おはようございます。
日本ランドエンジニアリング株式会社の大橋です。
コラムは、
都市部は同じということで、
全国5都市の不動産状況をお届けします。
新ビジネスを探るは、
受取特化型店舗という新しいサービスです。
既存サービスがアップデートされると便利になるかもしれませんね。
今回もどうぞお楽しみください。
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あたまに効くサプリメント(毎月1日、16日発行) 第99号
2019/9/16 発行:日本ランドエンジニアリング株式会社
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■目次
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■1 コラム
■2 弊社セミナー情報
■3 新ビジネスを探る
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■1 コラム
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都市部は同じ
8月末に静岡で全国の同業者6名で会うことになった。
東京、静岡、大阪、金沢、名古屋に事務所を置く者である。
金沢では、現在名古屋に匹敵する客室数のホテルが建築されている。
北陸新幹線開業後3年がたち、観光ブームが続く中、新幹線開業後に進出を決めた
ホテルが20社を超え、完成後にはホテルの客室数が名古屋に匹敵する勢いに
なっているとの事である。
名古屋市中心部の建築中の建物の過半が用途は「ホテル」だと言うと、
金沢も同じですとの返事。今、金沢の客室稼働率は75%程度とのこと。
名古屋はそれより少し高い。
大阪では、万博もIRも具体的にはなっていないが、兎に角、 経済はインバウンド、
観光、ホテルで動いているとのこと。大阪・ミナミの黒門市場では、外国人が半減した。
韓国からの航空便の縮小もあい次、ホテルも韓国からの宿泊客が激減している。
韓国人だけではなく、韓国経由で来る人も少なくなっているとのこと。
韓国の影響は、地域間で差が出るようである。
大阪で興味を引いたのは、「大阪維新の会」、参議院選挙でも健闘した理由が
判らなかったが、大阪人曰く、維新の会は、言ったことはやる。堅実によるとのことであった。
大阪人は口ばかりの空手形は嫌いなのか。但し「胡散臭いけど」というおまけがついた。
森ビルの虎ノ門・麻布台プロジェクトでは、大阪アベノハルカスを凌駕する
高さ325.11m(333mの東京タワーに匹敵)、地上64階の超高層ビルの計画があり、
2023年には完成予定である。1棟のこのビルで東京都には、固定資産税が
年間54億円程度は落ちることになる。
2027年には、三菱地所グループが東京常磐橋プロジェクトで、東京駅近くに
390mの超高層ビルを建設する。東京は桁が違う。
東京都の知事は、総理大臣より魅力的になるかも。
外国人のみならず、日本の人が集積する。首都直下型地震は大丈夫かいな。
今、東京圏以外では、インバウンドがなければ地価は上らない。
当職の事務所は、名古屋市の中心部を東西に走る3本の主要幹線道「錦通り」沿いにあるが、
事務所からバス停が見える。セントレアと県営名古屋空港へ向かうバス便が、
それぞれ1時間に1本づつある。歩道には、中国人を中心とする観光客がバスを待っている姿が見える。
5人(一家族)~10人(1グループ)が多い。ここ2か月、集団の人数が減少しつつあるように見える。
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■2 弊社セミナー情報
……………………………………………………………………………………………【不動産「考える力アップ!!」セミナー】
不動産の知識を広げ、理解を深め、自分で考える力を身につけることを
目的にしたセミナーです。
★セミナー日程
2019年9月25日(水)14:00~16:00「これからの不動産市場」
講師:不動産鑑定士 松田 静雄
会場:ウインクあいち10階会議室 1007
参加費:3000円
定員:40名
最新のセミナー情報はこちらからご確認ください。
https://n-le.jp/seminar-info/
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■3 新ビジネスを探る
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受取特化型店舗が面白い
Uber EATSをはじめ、飲食サービスが変わりつつあります。
キャッシュレス決済も流行りつつありますが、非常時に使えなかったりという
デメリットもあります。
テイクアウト客向けになりますが、ランチ時であったり、
混みあう時間で待たずに購入できるサービスがいくつかあります。
モバイルアプリで注文して、待たずにお店で受け取れるというもの。
店に予約するのが電話せずにできるのが便利です。
例えばPICKSというアプリです。アプリで近くの店舗を選択し注文します。
時間が近づいたら店舗に取りに行きます。
店側にとっては、テイクアウト客を効率的に増やせる(限界はある)ことと、
このアプリ自体のシステム費用は安価と考えると混雑しがちなお店で
テイクアウトが出来る場合は導入の余地ありといえそうです。
モバイル上で決済することからレジの手間もなくなるのも嬉しいですね。
お客にとっても、混んでいるところで並んで食べるだけでない、
持ち帰って食べる+ランチ時間を有効に使えるということになります。
テイクアウトオーダーアプリ(仮につけると)として
同様のサービスは何がポイントになるかを考えてみました。
おそらく、アプリでどの店舗が対応しているか、店舗ごとにアプリを入れるのは
手間ですから(例えばカード決済情報をアプリ毎に入れるのは厳しい)、
店舗やブランドのカバー数、カバー率が一つの目安になりそうです。
かかる手数料もポイントになりそうです。
安ければいいと思いがちですが、システムの安定性や品質もですが、
アプリのUIUX(お客さんがアプリを見て使いやすいかどうか、スムーズにわかるかどうかなど)も
鍵になりそうです。
前置きが少し長くなりましたが、今回面白いと思ったのは、
受取特化型店舗という業態です。ToRiCLO(とりクロ)という店舗は、
PICKSで注文したものを受け取る専門のお店となります。
駅にあるという立地から、お店に行かなくても買えるという選択肢が可能になります。
例えば仕事帰りに頼んだ品を受け取って帰るというケースが思い浮かびます。
このように特化型という意味では、駅など利便性の高い場所に試着専用の店を設置して、
注文などはECで済ませるという発想もあります。
GUのSTYLE STUDIOはコーディネートをそこで試すことができます。
ところで、私が以前ユニクロで買ったときにセルフレジかつ商品かごを指定の場所に置くだけ、
ということを思い出しました。
店員の関与が店舗でなくなるとき、買うという行為は「レジで精算する」ということが
どんどんと薄れていくかもしれません。
ここでは「セルフレジの機械にお金を入れる」=「ECサイトで決済する」ということと
感覚的な違いはないと感じたからです。
既存のサービスがアップデートされて、新しいアイデアで変わっていくのは
見てて面白いと感じます。
今回は以上です。
参考リンク
https://itogo.jp/index.html
https://www.oderapp.jp/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000022598.html
https://picks.fun/
https://umeda.keizai.biz/headline/3010/
https://jp.techcrunch.com/2019/09/02/picks-toriclo/
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