おはようございます
日本ランドエンジニアリング株式会社の小沢です。
本日のコラムは「万博とカジノ」
賭け事があまり好きではない私は
日本にそんなものが本当に必要なのか
と思ってしまう一人です。
新ビジネスを探るシリーズでは
Sprint(スプリント)という
新しい理解やヒントにつながる
サービスを紹介しております。
今回もどうぞお楽しみください。
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あたまに効くサプリメント(毎月1日、16日発行) 第80号
2018/12/1 発行:日本ランドエンジニアリング株式会社
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■目次
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■1 コラム
■2 弊社セミナー情報
■3 新ビジネスを探る
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■1 コラム
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万博とカジノ
大阪市が2025年の万博開催地に決まった。カジノを含む統合型リゾート(IR)
施設を展開する各国のカジノ運営会社が、相次いでお祝いのメッセージを発表している
とのことである。
香港の会社は、「大阪を中心とした関西の広域観光の視点から、万博とIRの相乗効果で
最大の経済効果をもたらすと確信している。」、香港の他社は、「持続可能な社会・経済
システムの構築という大阪万博のテーマに賛同しており、大阪でのIR開発もこの目標に
準じるものになる。」ラスベガスの会社は、「万博は大阪が掲げるIR計画と密接な
関係がある。万博はIRを世界に紹介する発信地になる。」とコメントしている。
万博とIRがセットという認識の日本人は多くはない。
しかし外国ではそのような認識なのかもしれない。
大阪府と大阪市は、IR実施法が成立したのを受け、既に誘致を進めている。
万博とセットで観光客を呼び込む計画である。大阪府・大阪市と関西人の認識の間にも
乖離があると感じる。
IRの設置は、誘致する都道府県や政令指定都市との事業者が共同で整備計画をつくり、
国が審査して認定する。
万博でプレゼンを行った世耕弘成経済産業大臣は、IRについて何も語らないが、
国も世界の経済界でも万博とIRはセットと認識されているのかもしれない。
大阪府・大阪市は、万博とIRを人工島・夢洲に誘致することを決定しており、
地下鉄延伸等の交通インフラの整備も検討中とのことである。
私は競馬好きで固い一辺倒の人間ではないと思うが、カジノは好きではない。
馬が走り馬に賭ける。結果は当たったか、外れたかになる。麻雀やカジノは、
勝ったか負けたかになる。「好き」「嫌い」の問題なのかもしれないが、
「勝った」「負けた」の方が人間にとってダメージが大きいような気がする。
ダメージを回復させるためには、掛け金も多くなると感じるのは私だけであろうか。
大阪府や大阪市の言う持続可能な社会・経済システムとは、人工島の造成の失敗を
回避することを言うのだろうか。
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■2 弊社セミナー情報
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【不動産「考える力アップ!!」セミナー】
不動産の知識を広げ、理解を深め、自分で考える力を身につけることを
目的にしたセミナーです。
★セミナー日程
次回セミナー日程は未定です。
詳細決まり次第またお知らせ致します。
今後のセミナー情報はこちらからご確認ください。
https://n-le.jp/seminar-info/
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■3 新ビジネスを探る
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定性調査の新サービス Sprint
スタッフ大橋です。
今回は、Sprint(スプリント)というサービスを見つけたので、
そこから定性調査について考えてみます。
公式サイト:https://chat-interview.com/
定性調査とは、アンケート等に答えて「数値化」する定量調査でなく、
インタビュー等の数値化しづらい調査のことです。
傾向としては、定量調査が既にあるニーズの確認に、
定性調査は眠っているニーズの掘り起こしだと考えられます。
Sprintは、定性調査を5分以内に対象者(調査対象者)をマッチングして、
チャットインタビューが出来るサービスです。
定性調査に協力しづらい遠方の人も気軽に参加でき、
またBOTなどで進行管理もされるので調査に集中出来ます。
こういったサービスが広がるかはわかりませんが、
既に世の中の情報が多数あり、生活者の価値が多様化し、
属性(年代、性別、居住地、職業)でのニーズが掴みづらいからこそ
生まれたといえるでしょう。
なるべくリアルタイムに近い(従来の調査では調査レポートが
数ヶ月かかる)調査サービスが求められるわけです。
生活者の様子や考えていることを拾い出すことで、
サービス開発に役立ちそうですね。
若者向けではTikTokなどの動画共有コミュニティ、
SHOWROOMなどのアイドルやタレントの生配信サービス、
Youtubeなどの動画配信サービスなど、
短い動画またはリアルタイムの動画で、その場を伝えるものが受けています。
これらは日常や生活の一部を切り取って編集されたり、または直接伝わるため、
なかなか実態が見えづらいというのがあるのかなと感じました。
(もちろん各種サービスのユーザーの声はサービス事業者がある程度取得出来ても、
どのように使っているかという利用者の声は見づらいものです)
潜在的なニーズをどう見つけていくかという意味で、
面白いサービスかもしれません。
今回は以上です。
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