おはようございます。
日本ランドエンジニアリング株式会社 不動産鑑定士の松田です。
6月1日、衣更えの日です。
クールビズも当初は、このタイミングだったと思いますが、
段々前倒しとなり、この10年位の間にビジネスカジュアルも随分定着してきました。
「昔はネクタイして仕事してたからね…」という日がくるのもそんなに遠い日ではないのかも?
たまたま行った病院の看護師のユニフォームを見てそんなことを思いました。
今回もどうぞよろしくお願いいたします!
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あたまに効くサプリメント(毎月1日、16日発行) 第20号
2016/6/1 発行:日本ランドエンジニアリング株式会社
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■目次
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■1 コラム
■2 弊社セミナー情報
■3 新ビジネスを探る
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■1 コラム
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リズムとメロディー
すでに還暦を過ぎたが、自分の人生で残念なことの一つに楽器ができないことがある。
(残念なことばかりであるが諦めた。)中学生の時、お年玉を溜めて、フルートを買ったが、
一応のレベル(時には演奏して楽しむ領域まで。)までになれなかった。
コンサートやライブにも行くが、カラオケに行くことはほとんどない。
不動産鑑定士を生業とするが、不動産鑑定評価書は、
不動産の経済価値に対する判断の結果を文章化するのが仕事である。
ほんの少し前に発行した鑑定評価書でも文章を直したい所がたくさんある。
もっと良い言い回しがあると思うことが度々である。
落語家立川談春さんの「あかめだか」を読んだ。
(下町ロケットの経理課長さん役で出演していた。)
芸名の通り落語協会を脱退し、一時物議をかもした立川流を創設した立川談志師匠のお弟子さんである。
実力主義の立川流の修業は厳しい、前座の段階で辞める人も多い。
師匠である立川談志から落語は、リズムとメロディーと教えられる。
「あかめだか」約280ページを一気に読んだ。気が付いたら読み終わっていた。
文章がリズムとメロディーの上に乗って流れていく。
読み終わって落語家が書いた文章と気がつく。
文章を書く場合でも、体がリズムとメロディーを刻む落語の芸が生かされている。
省みて我が不動産鑑定評価書は、つたない文章が長々と繰り返される。
リズムとメロディーを刻む芸に至っていない。
楽器ができるようになっていれば、と考えたがそうではないことも分かっている。
「一芸を極める」に達していないだけなのである。
桂歌丸師匠は、79歳まで笑点を続けた。
芸人である落語家は、年齢に応じたピークを迎えられる。
では二流のビジネスマンである不動産鑑定士は、判断力や感受性は衰えていない。
しかし体力が落ち、持続力が衰えていると感じる。
「芸人と職人、労働者の違いは」と考える今日この頃である。
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■2 弊社セミナー情報
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【不動産経営戦略セミナー】
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判断の決め手となる情報やデータが満載です。
★不動産経営戦略セミナー日程
テーマ 「現在の不動産市場を考える」」
日時 平成28年6月15日(水)18:15~20:15
会場 ウィンクあいち10階会議室 1007
平成28年1月1日時点の地価公示(地価水準)が、3月下旬、国土交通省より発表されました。
名古屋港の湾岸地域を除き、名古屋市内は概ね上昇で推移しました。
特に中村区の名駅西地区、名駅地区は”ミニバブル”というべき様相の上昇率を示し、
中区の栄地区など、名古屋市の中心部の地価が大幅に上昇、また、地下鉄東山沿線など
交通利便性に恵まれた地域でも地価が上昇しました。
しかしそれとは逆に、名古屋市周辺部や岐阜件などでは、バブル経済崩壊以降、
今年1月の「マイナス金利」の導入に至るまで、政府・日銀の金融政策の効果なく、
一貫して地価は長期的な下落基調を続けています。
現在、不動産市場に影響を与える要因として、
「人口減少社会」「税法改正」「大地震・自然災害」「リニア中央新幹線の開通」
「外国人(中国人)観光客の増加・爆買い」などが挙げられます。
また、東日本大震災から5年、落ち着きを取り戻しつつあった土木・建築関連事業が、
4月14日以降から続く熊本県を震源とする震災からの復旧・復興作業にあたるなか、
今度のような、どの程度の影響を受けるかのかが注視されます。
2020年の東京オリンピック開催まで、そしてその後の名古屋における不動産市場、
および不動産の価格はどう変わっていくのか、大胆に予測してみようと思います。
上記セミナーに参加を希望される方は、
このメールマガジン下部にあります連絡先にご連絡頂くか、
ホームページの問い合わせフォームよりお申込みください(担当:伊藤)
https://n-le.jp/contact/
今後のセミナー情報はこちらからご確認ください。
https://n-le.jp/seminar-info/
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■3 新ビジネスを探る
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旬八青果店の目の付け所
おはようございます。スタッフOです。
今回は、八百屋さんビジネスの話です。
参考記事はこちら。
「月商300万円超のすごい八百屋「旬八青果店」が目指す未来」
http://ascii.jp/elem/000/001/167/1167819/
月商300万とは、1日平均10万売り上げるわけですが、
八百屋でしかも2坪程度のスペースでそんなに売れるのが驚きですね。
イートインとか、別サービスがあるとかではなさそですね。
記事には高収益率(粗利率が50%)の秘訣として、
(同記事より引用)
「高収益の背景は、アグリゲートが旬八青果店で扱う商品そのものにある。
店頭に置かれているのは、デパートなどに提供されるような青果のなかでも、
形が悪く納品基準を満たさないようなB級やC級といったランク付けをされる品だ。
だが、多少形が悪くとも、味・品質に問題がなく、そのブランド認知が進んでいれば
顧客側との需要はマッチする。農家としても、廃棄しなければならなかったモノに
価値が生まれることで積極的な協力ができる。」
とあります。
デパートなどで見られるような一定のブランド価値があるブランド野菜を扱うわけですね。
ただし正規品としては扱われないB級、C級というものを買い取る。
それが成立するのは、顧客は形や見た目が悪いだけで味が変わらないことを知っているからですね。、
ただ、こういう発想自体は誰でも出来そうです。
しかし、実際に店舗を出し経験をして、実際に何が売れるか、
どういうニーズがあるかを検討していくことが多くの人はやれません。
私も八百屋やれと言われたら、やります!とは言わないですし。
また、代表の左今氏の実体験と考えてきたことが大きいと言わざるを得ないわけですね。
現在都内10店舗ということで、おそらく都心型である程度ブランド野菜等を知っている層で、
それらをお得に買える八百屋があると知っている層にきちんと訴求出来る店舗戦略があれば
結構いけるんじゃないの、という印象を持ちました。
今回の記事からは、色々と学ぶことができますが一ついうならば、
最適な顧客が求めるニーズがあるということでしょうか。
ブランド野菜でも形が悪くて買うとは、つまりそのまま贈答したり、
差し上げたりということではないということですよね。
加工するかはおいておいて、調理したり自分で食べる、調理するから見た目は関係ない。
そういう人達がどれくらいいて、その人達がちゃんと欲しがるか、買うか、反応してくれるか。
そういうことをちゃんと検討することに他なりません。
今回は以上です。
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