【あたまに効くサプリメント 第95号】

おはようございます。
日本ランドエンジニアリング株式会社の大橋です。

コラムは、丸木舟で台湾から与那国島へ渡れるかの
徹底再現プロジェクトの話です。

新ビジネスを探るは、UberEATSのビジネスについて
調べてみました。

今回もどうぞお楽しみください。


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 あたまに効くサプリメント(毎月1日、16日発行) 第95号
 
 2019/7/16 発行:日本ランドエンジニアリング株式会社
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■目次
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■1 コラム

■2 弊社セミナー情報

■3 新ビジネスを探る

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■1 コラム
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国立科学博物館による約3万年前の航海
「徹底再現プロジェクト:丸木舟、台湾から与那国島へ」

 約3万年前の旧石器時代には、台湾は、大陸と地続きだった。
大陸から沖縄の島々への航海は、祖先が日本列島に渡った主要なルートの一つと
考えられているが、遺跡から当時の船は見つかっておらず、
丸木船は縄文時代以降の出土例しかない。丈夫な草を束ねた船や竹のいかだ作り、
かいでこぐ実験航海をおこなったが、速度が遅く、流れの厳しい黒潮を
乗り切ることはできなかった。

 この徹底再現プロジェクトは、最初の日本人が、この日本列島にどうやって
黒潮の強い流れを横断し、台湾から渡航できたのかを検証するのが目的の航海である。
石斧などの約3万年前にあったと思われる道具のみを使い、杉の大木をくりぬいて
作られた丸木舟は、スピードが出て、黒潮を乗り越えられることがわかった。

 7月7日、台湾を出発、時計や地図、コンパスを持たず、地形や星、月、太陽を
手掛かりに進み、黒潮の強い流れを斜めに横断し、225km、45時間、
女性一人台湾人一人を含む5人の漕ぎ手は9日午前11時半すぎ、与那国島に到着した。
太陽が真上にある8日正午ごろには、方角がつかめず、一時蛇行した。
8日深夜から9日未明は、曇って星が見えなかったり、休んだりしてペースダウンしたが、
北東へほぼ一直線に進んで到着した。

 私は、このニュースが、今年では一番好きなニュースになっている。
文明が進んだ日本と韓国の間では、詰まらない争いに終始している。
一見バカげて見えるこのプロジェクトの方がはるかに生産的である。
しかし人間の習性を鑑みると、戦争をしない程度に、いがみ合っていた方が、
精神的に安定するのかもしれない。この徹底再現プロジェクトは、台湾と与那国島を
結ぶものであるから計画された。韓国と新潟ではたぶん計画されないのかもしれない。

 閑話休題、
世界地図として纏められたものは、16世紀のオランダで過半が作られていた。
当社のマークは、私が23年前に開業したときに、世界地図に日本(ジャポン)が
最初に出てきた地図の方位マークをアレンジしたものである。昔はそんなこと考えていた。


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■2 弊社セミナー情報
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最新のセミナー情報はこちらからご確認ください。
https://n-le.jp/seminar-info/

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■3 新ビジネスを探る
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Uber EATSのビジネス

スタッフ大橋です。
今回はUber EATSというサービスについて考えてみます。

大都市を中心に名古屋でも展開されています。
街なかで「Uber EATS」と書かれた黒や緑のカバンを見かける回数も増えてきました。

簡単にいえば、このサービスは、宅配サービスです。
とくに飲食店の出前を変化させたものと考えていいでしょう。

旧来の出前は飲食サービスを提供する店が自前でやることが多く、
このUber EATSはそれらを配達員(配達パートナーなどと呼ぶ)に配達してもらう
という仕組みを作り上げたことです。
もちろん、出前館等の配達専門店舗はありますが、配達員を仕組み化して
行うやり方は今までになかったといえます。

このUber EATSはどういうモデルでビジネスとしているかを調べてみました。

収入源としては、最終的に「レストランからの手数料」という形で稼ぐこととなります。
ただし、それだけでなくプラス配達員からのシステム手数料も徴収しています。

実際には、注文するお客が店舗メニューからスマホ等で検索し注文します。
このとき、価格+配達料という価格が提示されるのでそれで買う形です。
飲食店側は商品価格から何割等の手数料をUberEATSに払います。
これが店側が「配達員を確保せず、都度対応できる」メリットになります。

他にも細かく見るとキリがないのですが、
配達員はスマホで管理されており、オーダー単位で飲食店で受け取り、
それを客先へ届けるということを繰り返します。
一見すると自由なのですが、労働自体が業務委託であり、雇用ではありません。
そのため、怪我のリスクなどもあり、その点が問題ともなっています。

レストランからの手数料は35%程度のようです。
1,000円のランチが注文されると、
・お客は1380円を払う(配達料380円。ただし現在は距離によって変化される模様)
・配達員が得る収益(計算がやや複雑。ただしUberEATSはシステム手数料として
配達員へ支払う基本料金から35%を取る。200円は最低取る)
という形になります。

それぞれの立場から考えると、
・お客は配達料として払って満足
・配達員は動いた分だけもらえて満足(手数料はシステムがなければ無理なので仕方がない)
・お店は自前の配達スタッフを使うよりも効率的で満足
という形になります。

店舗側から見るとこの手数料コストを高いと見るかどうかですが、
粗利65%から原価率3,4割を引いて、さらに人件費をどこまで当てるかというのが
経営的な見方になりそうです。例えば飲食店ではスタッフを雇っていて、
その合間に対応でできるのであれば見合うという判断です。
なお、梱包材等の資材は店側が用意するコストになります。

Uber EATS自体は、上の1000円ランチ注文によって、
レストラン手数料350円+200円前後のシステム手数料(配達員から)を得るので、
1件あたり550円を得る形になります。

システムと簡単に書いていますが、
リアルタイムで配達員の位置情報管理、距離測定、ボーナス等のインセンティブ計算、
事前予測等の機能もありそうですが、このシステムにどれぐらいかかるか。
当然、常に使えるのが前提なのでなかなか大変な印象です。

またレストラン加盟店への営業からどれだけレストランが加盟して使ってくれるかどうか。
都会などの限定されたエリアで効率をあげてどれだけ回るか。
配達員がちゃんと届けてくれるかどうか。お客側のクレーム対応等。
3者を結ぶために、対応するものが多くなりますよね。
その点で同様のアイデアがあってもなかなか出来なかったということかもしれません。

このようなビジネスは他にもできるでしょうか?
旧態依然とした業界であったり、変化がない業界ということです。
そこを考えていくと面白いビジネスが出来上がるかもしれませんね。

今回は以上です。

参考リンク:
https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20181203-00106000/
https://joint-us.com/work019

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