【あたまに効くサプリメント 第100号】

おはようございます。
日本ランドエンジニアリング株式会社の大橋です。

コラムは、
先日行われた国連本部での気候行動サミットについてです。

新ビジネスを探るは、
岐阜県恵那市岩村でのプロジェクトについてです。

今回もどうぞお楽しみください。

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 あたまに効くサプリメント(毎月1日、16日発行) 第100号
 
 2019/10/1 発行:日本ランドエンジニアリング株式会社
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■目次
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■1 コラム

■2 弊社セミナー情報

■3 新ビジネスを探る

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■1 コラム
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気候行動サミット

 世界中が、地球温暖化を原因とする異常気象と言われる状況に毎年なっている。
次から次へと台風が発生し、海外では山火事も多くなっている。北海道では
コメは取れなかったのに今は一大産地である。
学生時代の同級生に佐渡でもミカンがなるようになったと年賀状に書いて
あってから30年くらい経つ。農産物の収穫が毎年の異常気象に影響される状況では、
農業は「業」として成立しない。日本では、農業離れが進み、国土は荒れる。

 ニューヨークの国連本部で、9月23日「気候行動サミット」が開かれた。
スウェーデン人の環境活動家グレタ・トゥンベリさん16歳が温暖化対策の遅れを糾弾した。
演説の中で、「私たちは絶滅の始まりにあるというのに、あなたが話すのは
お金や永続的な経済成長ことばかり」と主張した。

 トランプ氏は、ツイッターに「明るく素晴らしい未来を期待する非常に幸せな
少女のようだ、会えてうれしい。」と嘲笑をこめて投稿した。グレタ・トゥンベリさんは、
すぐツイッターの自己紹介欄に「明るく素晴らしい未来を期待する非常に幸せな少女」と
投稿を逆手にとって切り返した。
ツイッターでは、ほとんどトランプ氏の独り勝ちが続いていたが、彼女が一矢報いた。

 日本では小泉環境大臣の「気候変動問題はセクシーに」という発言が問題になっている。
小泉環境大臣は、現在の気候が、絶滅の始まりという認識ではないようである。
彼は農業問題に詳しいはずである。文芸春秋にも日本の農業の将来のあるべき姿について意見を書いていた。
「セクシー」と発した言葉に、具体的な対応策を取ろうと考えていないことがわかる。

 グレタ・トゥンベリさんは、スウェーデンで生まれ育った人であり、
アフリカ等の貧しい国で育った同年代の人の発言とは異なるかもしれない。

 「経済成長」と「環境」を天秤にかけどちらをとるのか迫る発言に対し、
小泉環境大臣の認識が異なることが容易にわかる。たぶん日本の政治家どころか
スウェーデンの政治家も含め先進国の政治家の過半が同じ認識のもとに
「気候行動サミット」に出ていた可能性がある。そこに世界が変らない理由がある。

 トランプ氏のツイッターが話題になるのは、世界で最も影響力のあるアメリカの大統領の
つぶやきであるからであるが、今までの政治家であれば言えなかったような一面の真理を
ついているからである。そして彼は「経済」をとると明確にしている。
今後、異常気象は増える。農地で行う農業は終わる。

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■2 弊社セミナー情報
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【不動産「考える力アップ!!」セミナー】

不動産の知識を広げ、理解を深め、自分で考える力を身につけることを
目的にしたセミナーです。

★セミナー日程
2019年12月4日(水)14:00~16:00「テーマ検討中」
講師:不動産鑑定士 松田 静雄
会場:ウインクあいち10階会議室 1007
参加費:3000円
定員:40名

最新のセミナー情報はこちらからご確認ください。
https://n-le.jp/seminar-info/

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■3 新ビジネスを探る
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HYAKKEI(百経)が生み出すナリワイ

大橋です。
今回は、友人が立ち上げた岐阜でのプロジェクトを考えてみます。

場所は岐阜県の恵那市にある岩村です。
その商店街にある古民家を改装し、カフェをしながら、
レンタルスペース・キッチンスペースで貸し出し、
地元の町の人と外の人をつなぐ場にしていく場です。

店の名前は「HYAKKEI(百経)」といいます。
100個のナリワイ(仕事、生業)は、
たくさんの仕事や経済が生み出されるということが願われています。

地域や地方での空き家改修事例はたくさんあるとは思います。
一方でどのようなコンセプト(考え方・設計図)を打ち出し、
そこに従事して回していくために工夫し続けることは、なかなか出来るものではありません。

本プロジェクトは7月頃からスタートし3ヶ月が立とうとしています。
クラウドファンディングのリターンに百経で使えるコーヒーチケットを頂いたのですが、
なかなか行けずじまいで今に至ります。

失敗や成功というのをどこで見るかは難しいですし、外から偉そうに言えるものではないと思いつつも、
このプロジェクトの成功とは、おそらく人が関わり、生み出されたプロジェクトでしょう。

その数が多ければ多いほどいいですし、単に量があればいいということでなく、
どのようなプロセスで生み出されたか、そのプロジェクトによって地域や関わる人に
どのような影響を与えたかが重要となりそうです。

面白いことをやって面白い生き方をする。非常にシンプルですが、
これを行うには、それをやり続けると同時に柔軟な考え方も必要です。

例えば、カフェ自体もシェアできるので店主になることができるわけですが、
都会でカフェをやりたい人は選択肢に上がってこないはずです。

一方で、店主や店長になって体験をしたい人は一定数はいるはずです。
そういう場合にそういった体験したい人にどう話をもっていくか、きっかけをつくるか、
声をかけるか、探し出すか。

そういった地味な試行を続けていくと何かが見えていくものだと思っています。

岩村へ遊びつつ今度行ってみたいですね。

参考リンク
https://camp-fire.jp/projects/view/149155
https://www.facebook.com/pg/sharecafe.hyakkei/posts/


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