こんにちは。
日本ランドエンジニアリング株式会社の大橋です。
今回のコラムは児童相談所その3となっています。
新ビジネスを探るでは、週刊少年ジャンプのアプリについて
調べてみました。
今回もどうぞお楽しみください。
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あたまに効くサプリメント(毎月1日、16日発行) 第85号
2019/2/16 発行:日本ランドエンジニアリング株式会社
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■目次
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■1 コラム
■2 弊社セミナー情報
■3 新ビジネスを探る
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■1 コラム
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東京都港区南青山の児童相談所騒動3
児童相談所
ブランドは、富裕層の参入と富裕層以外の人々の淘汰(退出)の過程で
形成される。ブランド価値を上げる者のみが参入を求められ、ブランド価値を
下げると考えられる者は、排除又は参入を拒まれることとなる。
南青山5丁目で起きている児童相談所問題はここにある。
概ね児童相談所が必要であることは、住民も道理として理解している。
しかし何も超一等地に児童相談所を作ることはないであろうと言う感情(損得)
の問題である。
人が存在する限り火葬場、ゴミ処理場、刑務所等は必要になる。
これらができる時、周辺地域に公民館等の箱物が建築されることが多い。
児童相談所が、いわゆる嫌悪施設と呼ばれるものか意見が分かれるところである。
不動産鑑定士としての意見は、ブランド価値を下げるとまでは言わないものの、
ブランド価値を上げるとは到底考えられない。
大型ビルが1棟建築されると港区の固定資産税が10億円くらい増加すると
考えられる。南青山5丁目の児童相談所も民間に売り渡せば、土地・建物で
年間10億円程度は固定資産税が増加する可能性がある。
さて拙職は、現代日本が抱える最も大きな問題は、“人口の減少問題”と考える。
人口減少を嘆くのではなく、人口減少でも豊かさが生み出される社会を作る方が
重要だという人もいる。しかし豊かな生活を支えるのは効率性の問題であり、
論理のすり替えである。
一度生まれた子供は、社会全体が健康に育てなければならない。
もはや子供の育成を親だけに任せて置くことが困難になりつつある。
南青山5丁目に児童相談所を建築することは、日本という国家、東京都、港区が、
どのような認識を持ち、その覚悟が問われている。
野田市で、10歳の女の子が父親の虐待により死亡した。学校が、子供に
虐待の状況を書かせたアンケートを、虐待をした父親に、教育委員会がコピー渡した。
教育委員会は、地方公共団体の長が議会の同意を得て5人の委員を任命し、
委員会を設置する制度で、委員の任期は4年。委員の互選で選らばれた教育委員長が、
会議を主宰し、委員会の下に、教育長をトップとする指導主事などの専門職員が置かれる。
野田市でも市長が議会の同意を得て、任命した委員で構成されている。
野田市に限らず、そして教育委員会に限らず、教育に関する問題が発生している。
学校が、助けを求める子供に書かせた虐待の状況を、教育委員会が、
父親にコピーを渡す。教育委員会の人たちの想像力のなさ、無神経さには驚く。
一縷の望みを託して書いたアンケート。何ひとつ好転しなかった自分の境遇に
絶望して亡くなったかと思うと、本当に悲しい。
生徒にアンケートを書かせた学校及び先生は、生徒の生活環境を知ることによる
責任を覚悟する必要がある。
子供を守る最後の砦となるはずの教育委員会の父親の圧力に押されてという言い訳は、
信じられないほどの覚悟のなさである。
児童相談所の直接担当者は港区であるが、政府は何も言わない。安全な場所から離れない。
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■2 弊社セミナー情報
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【不動産「考える力アップ!!」セミナー】
不動産の知識を広げ、理解を深め、自分で考える力を身につけることを
目的にしたセミナーです。
★セミナー日程
次回セミナー日程は未定です。
詳細決まり次第またお知らせ致します。
今後のセミナー情報はこちらからご確認ください。
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■3 新ビジネスを探る
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少年ジャンプのマワシヨミジャンプ
スタッフ大橋です。
今回は、少年ジャンプのアプリである
「マワシヨミジャンプ」について調べてみました。
https://www.shonenjump.com/app_mawashiyomi/
このアプリ自体は、
・ポケモンGOのように位置情報でマンガを読める
・マンガは1日1冊まで
というシンプルなアプリです。
アプリ自体は拾い読みしたあとに、
電子書籍で欲しければ公式サイトで購入ができるようです。
回し読みというのは、
・マンガを手放す時に感想を書いて共有できる
・ジャンプを擬似的に他の人に回し読みできる体験が面白い
ということになります。
このアプリ企画自体は、週刊少年ジャンプが公募したコンテストで
選ばれた企画となります。
第一回目は2017年で、第二回目は2018年に行われました。
今年2019年も開催予定のようです。
https://appcompe.shonenjump.com/2017/
https://appcompe.shonenjump.com/
2018年のコンテストでは、ARやAIなどの技術を用いたものが3点入賞しており、
来年にはアプリ化が期待できます。
こういったアプリ化やコンテストでアイデアを募集する背景には、
発行部数の減少などがあると考えて良さそうです。
漫画自体の娯楽もアプリや電子化されていたり、他の娯楽も多く、
週刊漫画雑誌を買って読むことが減少していそうです。
そこで発行部数データを調べてみました。
日本雑誌協会のデータでは、
2018年7月から9月の少年向けコミック誌は、
・週刊少年ジャンプは約176万部
・週刊少年マガジンで約76万部
・週刊少年サンデーで約30万部
となっています。
約10年前の、2008年7月から9月のデータを見てみると、
・週刊少年ジャンプは約279万部
・週刊少年マガジンで約172万部
・週刊少年サンデーで約83万部
となっています。
10年間で、ジャンプもマガジンも100万部の減少、
サンデーは50万部の減少となっています。
一方で、アプリ化をしてそれらの利用者数も確実にあるのが実際です。
2017年のデータですが、アプリのDL数でなく月間利用者数が、
少年ジャンプ+というジャンプのアプリは約118万人となっています。
https://www.nielsen.com/jp/ja/insights/newswire-j/press-release-chart/nielsen-pressrelease-201700328-Manga-apps.html
ちなみに少年ジャンプ+の定期購読は月額960円となっています。
利用者全てが定期購読ということはないと思いますが、
これらも安定収益とはなるものの、増やせるかどうかが鍵となりそうです。
紙の発行部数が指標にはなりづらく、今後はアプリや他サービスなど
総合的に見ていかないと分かりづらいとも言えそうです。
紙なら1部というのはわかりやすいですが、
アプリであれば、1話という単位が変わったり、
閲覧時間もある程度計測できるため、把握の仕方が変わるということは言えそうです。
今後マンガ業界や出版業界がどうなっていくか気になりますね。
今回は以上です。
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