【あたまに効くサプリメント 第104号】

おはようございます。
日本ランドエンジニアリング株式会社の大橋です。

コラムは、
桜を見る会からみる政治家の克己心について。

新ビジネスを探るは、
「文通」のアップデートです。

今回もどうぞお楽しみくださいませ。

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 あたまに効くサプリメント(毎月1日、16日発行) 第104号
 
 2019/12/1 発行:日本ランドエンジニアリング株式会社
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■目次
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■1 コラム

■2 弊社セミナー情報

■3 新ビジネスを探る

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■1 コラム
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桜を見る会

 桜を見る会は、総理大臣が各界で功績や功労があった人を広く招待するものだそうです。
当初は、総理大臣枠・総理大臣婦人枠等があり、毎年予算が膨らんでいき「公的行事の私物化」
という点で問題となりました。ホテルオータニでの前日のパーティーの会費が5,000円は、
通常より安く、安倍事務所の政治資金問題が含まれているのではないかが、次の疑問点となりました。

 共産党議員が、資料を請求したのが5月9日、内閣府は、
「シュレッダーの予約がとれたのがたまたま5月9日、意図的に破棄したものではない。」との返答。

 その後、週刊誌報道等で招待者の中に、反社会的勢力やマルチ商法を展開していた
ジャパンライフの元会長が招待されていたことから、招待状の受付表に記載されている番号「60」が
安倍首相の招待枠でないかと確認するよう野党が求めた。

 れに対して政府側は、「文書を破棄していてわからない。」という説明を繰り返したため、
野党側は、29日以降の審議に応じない方針を決めた。野党の審議拒否に、自民党側は、批判を強めている。

 野党側は、5月に破棄した招待者名簿などのデータを復元するよう要求しているが、
管官房長官は、「できないと聞いている」と述べている。

 共産党議員が資料を請求したのが5月9日、最近になってこの問題が出てきている。
参議院議員選挙があったのが2か月以上たっている2019年7月21日、
まず政治家が社会問題に対する感覚がニブクなっており、マスコミも国民も同様にニブクなっている。

 復元できないのは、技術的な問題なのか、法的な問題なのかの問いに対し、訳の分からない答弁を繰り返している。
国民の過半は、「技術的に復元できる。」と考える。「法的にも復元できる。」と解説者は答えている。
つまり「復元したくないと考えている人が政府側にいる。」という結論にままならない。

 権力の座に座る時間が長いと権力は腐敗する。森友・加計問題の時は「忖度」という言葉が話題になった。
権力者を守るため周辺の人たちは苦しく・理不尽な言い訳をしている。

 反社会的勢力とのツーショットも芸人はNG、政治家はOK。政治家に求めるのは、経済の成長、
株価の高騰、不動産の値上がり等であり、克己心(自分の欲望などを抑える心)ではなくなっている。
国民の自動清浄装置が壊れつつある。わたしは克己心が弱いので政治家にはなれない。
しかし政治家には克己心の強い人になって欲しい。

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■2 弊社セミナー情報
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【不動産「考える力アップ!!」セミナー】

不動産の知識を広げ、理解を深め、自分で考える力を身につけることを
目的にしたセミナーです。

★セミナー日程
2019年12月4日(水)14:00~16:00「2020年の不動産市場を予想する」
講師:不動産鑑定士 松田 静雄
会場:ウインクあいち10階会議室 1007
参加費:3000円
定員:40名

最新のセミナー情報はこちらからご確認ください。
https://n-le.jp/seminar-info/

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■3 新ビジネスを探る
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文通のアップデート

スタッフ大橋です。
今回は「文通」サービスについてです。

文通とは、
・どちらかといえば知らない人に対して
・手紙(はがき、便箋等)を
・手書きで
・送り合って交流する
ということだと思います。

私自身は文通を意識してやったことはないのですが、
あるイベントに参加して知り合った方となぜかはがきのやり取りを
したことがあります。とはいえ10年前くらいです(笑)

気づけば、文通が新しい形となっていました。

結論的にいえば、
・文通というランダムや思わぬ出合いが面白い(いわゆる出会い系ではない)
・手書き表現や個人の日常や体験などの共有が面白い
・総じて人とのコミュニケーション欲求はあり続ける
と考えました。

例えば、SNSは即時性かつ正確に相手に届きます。
時代とともに、テキスト→画像→動画など切り取って最適な情報を届けることが可能です。
便利な半面、これらは承認欲求を刺激して欲求のお化けともなりえます。
SNS疲れやキャラクタを演じることに疲れた人は、自然に戻っていくのではないかと
思ったりしています(笑)
もちろんうまく使っている人もいるので、結局は手段としてどう使うかだけになりそうです。

さて文通サービスです。

郵便局が1949年から行っている青少年ペンフレンドクラブがあります。
文通相手を紹介してくれる仕組みですね。初めて知りました。

文通村は2009年から民間企業が行っている取り組みです。
月額1,000円ほどかかりますが、個人情報を一切公開せず、文通できるというのが
現代的で面白いですね。

ポストクロッシングは、海外のサービスですが日本でも使っている人はいるようです。
最初は割り当てられた人にはがきを送ることと、はがきを受け取ったら登録するということが
ルールとなっています。どちらかというと絵葉書交換+メッセージという印象です。

最後にSlowlyというアプリです。
iOSやAndroidのアプリで、200万人以上が世界で使っているようです。
アバターと簡単な情報だけで登録できます。
Slowlyの面白い点は、相手所在の国との物理的な距離に応じて届くのに時間がかかるという点です。
これは非常にユニークで、デジタルやインターネットを使っていてあえてアナログ的なことを
やっているわけですね。

文通の醍醐味を語れるわけではないですが、メッセージを丁寧に書く、相手が何に興味があるかを
じっくり考える、1日に何度もメッセージを交換せずゆっくりとやりとりするなどがあると思いますが、
それを現代版にアップデートしたという印象です。

昔あったものが今もあったり、または形を変えて残っていくのは非常に感慨深いものがあります。
それは単に復活でなく、アップデートといっていいと感じました。
そしてこういったコミュニケーションが消えることはないのだなとも感じました。
スピードだけでは息苦しいというところでしょうか。

今回は以上です。

参考リンク:
https://www.pfc.post.japanpost.jp/
https://www.fumibito.com/
https://www.postcrossing.com/
https://www.getslowly.com/ja/


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大局観を失わず、地道に努力する

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