【あたまに効くサプリメント 第51号】

おはようございます。
日本ランドエンジニアリング株式会社の伊藤です。

やっと、過ごしやすい季節の到来となりました。堤防を自転車で走るのもとても快適。
秋の花が咲き始め、相変わらず道草が止まりません。

最近見つけたもの、観賞ポイントを少しご紹介すると

カワラナデシコ…素朴で可憐な花ですが、カーネーションと同じ仲間です。
茎と葉をみるとつくりがよく似ているのがわかります。

葛(くず)…繁殖力がとても強く、やっかいもの扱いされますが、
この時期赤紫の穂状の美しい、ブドウのような香りのする花を咲かせます。
どちらも秋の七草です。

町中ではあまりみかけないので、
もし、ご興味があれば、(マダニ対策をして)是非、堤防、河川敷にお出かけ下さい。

今回もどうぞよろしくお願い致します。

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 あたまに効くサプリメント(毎月1日、16日発行) 第51号
 
 2017/9/16 発行:日本ランドエンジニアリング株式会社
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■目次
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■ お知らせ

■1 コラム

■2 弊社セミナー情報

■3 新ビジネスを探る

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■お知らせ
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 当社が作成した名古屋中心部レポート「変貌する名古屋5」を発行しました。
先回セミナーでも配布致しましたが、名駅から栄エリアに関して、
建物用途やホテル稼働状況、相続売買状況等が視覚的に分かるレポートです。

目次は以下となっています。
1.建物の主たる利用別用途図(P.2-3)
2.建築中および5年以内に新築・建て替えられた建物(P.4-5)
3.既存および建築中ホテル(P.6-7)
4.所有権の異動(売買および相続)(P.8-9)
5.投資法人が所有する建物(P.10)
6.名古屋市中心部の状況(P.11)

当社サイトにてPDFファイルで配布しておりますので、
ご希望の方は下記ページの緑色のダウンロードボタンをクリックしてください。
https://n-le.jp/docdl/

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■1 コラム
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実感がわかない

 河合雅司さんが書かれた「未来の年表(副題:人口減少でこれから起きること)」
講談社現代新書を読んでいる最中である。2017年に5年ぶりに改訂された
国立社会保障・人口問題研究所が纏めた「日本の将来人口の推計(2017)」の
データを駆使して、日本の未来図を表現している。
本文の目次の第一部の人口減少カレンダーでは、年度ごとに起きることが想定されている。

2016年 出生数は100万人を切った。
2017年 「おばあちゃん大国」に変化。
2024年 東京都も人口減少へ。
2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える。
2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる。
2040年 自治体の半数が消滅の危機に。
2050年 世界的な食糧争奪戦に巻き込まれる。
      国土の約2割が無居住地化する。
2065年 外国人が無人の国土を占拠する。

 平成5年頃(1993年頃)、愛知県内のある町に所在する約60,000平米
(約18,000坪)の工場跡地を鑑定評価することとなった。この町の当時の
人口は60,000人程度、世帯数は23,000戸程度であったと思う。
都市計画法の用途地域は、準工業地域に指定されていた。

 不動産鑑定士は、当該土地についての利用可能性や当該土地の法規制等について
調査し、価値を判定する。本件土地は、大都市にも近く法的にも、ベットタウンと
して好立地でもあり、相当大規模な共同住宅の建築が可能である。当町の都市計画課に
確認すると、共同住宅の建築は可能であるが、10戸以上の建築許可はしていない
との事である。都市計画法や、当町の開発許可基準等のどこにも戸数を規制する記載がない。
突き詰めていくと、オウム真理教を始めとする団体が出てくる。地下鉄サリン事件は
平成6年に起きている。その前には松本サリン事件が起きている。

 小規模な町に大規模な集団が進出すると、町が占拠される。
選挙でも集団の中から首長が選ばれる。

 2050年頃には、国土の約2割が無居住地化すると予測される。スカスカになった
国土に外国人が移り住むことになれば、武力無しで実質的に領土が奪われることになる。
(よく似た状態になるだけであるが)

 近年、人口減少の記事を目にすることが多い。しかし実感がわかず、自覚できないことも多い。
人口減少社会で、気が付くと周り全部が外国出身人に囲まれるというのも実感がわかない。
そこである集団に乗っ取られた小さな町を想像すると少しだけ、実感がわく様な気がする。

 武井咲さんが“できちゃった婚”とのことである。私が総理大臣であれば、
「良かった」と言って祝って、「あなたの子供に限らず、生まれてくる子供に対し、
国が挙げて守る」と話すけどね。

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■2 弊社セミナー情報
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【不動産「考える力アップ!!」セミナー】

不動産の知識を広げ、理解を深め、自分で考える力を身につけることを
目的にしたセミナーです。

★セミナー日程

テーマ「個人所有不動産「法人化」」
日時:2017年11月15日(水)18:15~20:15
場所:ウィンクあいち10階会議室 1007
参加費:1000円
定員:40名

上記セミナーに参加を希望される方は、
このメールマガジン下部にあります連絡先にご連絡頂くか、
ホームページの問い合わせフォームよりお申込みください(担当:伊藤)
https://n-le.jp/contact/

今後のセミナー情報はこちらからご確認ください。
https://n-le.jp/seminar-info/

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■3 新ビジネスを探る
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クラウドファンディング市場

スタッフ大橋です。
今回は、最近クラウドファンディングの動きについて
少し調べてみました。

最近のニュースでKickstarterというアメリカのサービスが、
正式に日本版をリリースしたというのが話題となっています。
https://zuuonline.com/archives/172081

クラウドファンディングとは、不特定多数の人から
資金を出資してもらう代わりにリターンを提供するサービスです。
リターンとは商品そのものや体験サービス等様々です。
正確には色々と分類がありますが、基本的には色々な人が
応援したいプロジェクトに直接資金を送れるのが特徴です。

日本国内のクラウドファンディングサービスは、
CampfireやReadyForなどのサービスが既にあるため、
Kickstarterによって何か起きるとは考えにくいです。
例えば、kickstarterを以前からチェックして実際に使う人は
相当感度の高い利用者だからです。

今回の日本版が出て動く利用者は、とくにプロジェクトを立ち上げる側ですが、
国内でなく海外に向けてアピールしたい人たちが多く、
かつ手続き的にも楽になった点がメリットです。

kickstarterの日本版サイト
https://www.kickstarter.com/discover/countries/JP

既に647のプロジェクトがあり、
ニュースとなっているのは漫画「北斗の拳」の電子書籍です。
https://www.kickstarter.com/projects/196861017/fist-of-the-north-star-innovative-ebook?ref=city
こちらは、開始わずかで既に目標額の300万を達成したそうです。原稿執筆時点で1200万まで調達しています。
北斗の拳の全18巻が一つの端末に入っており、英語日本語の切り替えも出来ます。
この端末自体は将来的には37,800円ですが、28,000円払えばリターンとしてもらえます。

こういったクラウドファンディングサービスの市場は、
矢野経済研究所によれば、
2012年度 約71億
2013年度 約124億
2014年度 約216億
2015年度 約363億
2016年度 約745億
2017年度 約1,000億(予想)
http://news.mynavi.jp/news/2017/09/07/162/
http://president.jp/articles/-/21033
という形で成長市場となっています。

また、国交省がこういったクラウドファンディングを用いた、
空き家や空き店舗など小口投資事業に関する支援事業を検討しているようです。
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo05_hh_000131.html

クラウドファンディングが今後成長していくことで、
今までとは違うやり方や面白いアイデアが出てくるかもしれませんね。

今回は以上です。

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大局観を失わず、地道に努力する

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