【あたまに効くサプリメント 第64号】

おはようございます!
日本ランドエンジニアリング株式会社の小沢です。
いよいよ今日から新年度のスタートですね。

今回のあたまに効くサプリメントは「無人の古本屋さんの話」

田舎に行くと無人の野菜売りは見かけますが、
こちらは東京の三鷹にあるそうですよ。

皆様の情報のひとつとして
お役立ていただけければ幸いです。

今回もどうぞよろしくお願い致します。

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 あたまに効くサプリメント(毎月1日、16日発行) 第64号
 
 2018/4/1 発行:日本ランドエンジニアリング株式会社
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■目次
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■1 コラム

■2 弊社セミナー情報

■3 新ビジネスを探る

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■1 コラム
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今回のコラムはお休み致します。

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■2 弊社セミナー情報
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【不動産「考える力アップ!!」セミナー】

不動産の知識を広げ、理解を深め、自分で考える力を身につけることを
目的にしたセミナーです。

★セミナー日程

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日時:2018年4月18日(水)18:15~20:15
場所:ウィンクあいち10階会議室 1007
参加費:1000円
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上記セミナーに参加を希望される方は、
このメールマガジン下部にあります連絡先にご連絡頂くか、
ホームページの問い合わせフォームよりお申込みください(担当:大橋)
https://n-le.jp/contact/

今後のセミナー情報はこちらからご確認ください。
https://n-le.jp/seminar-info/

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■3 新ビジネスを探る
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無人古本屋「BOOK ROAD」の取り組み
https://twitter.com/bookroad_mujin

スタッフ大橋です。
今回は、古本屋さんの紹介です。
この古本屋さんは店舗に人がいないのが特徴です。
野菜の無人販売所やコインランドリーなどの古本版と考えるとイメージできそうです。

無人販売所だと盗難の心配があります。
また盗難でなくても無人だと荒らされる不安もあります。
しかし、そういったことはなく「性善説」が功を奏したといえそうです。
会計はガチャガチャを回してやります。なんとも遊び心がありますよね。

社会実験として、ビジネスというよりも半公共のスペースという意味で
「無人店舗の方が人が入りやすく、商品を買わなくても気軽に出られるのではないか」
「好きな本を使って地域の人と交流するための仕組みを作れないか」
というような狙いがあったようです。

古本の価格は300円、500円、800円、1000円という価格帯で、
月10万程度の売上があり家賃を差し引いても粗利は出るようです。
店主の中西さんはIT企業に勤めており、この古本屋さんは副業となります。
本自体も地元の人から募ったりしてゆるく回っている印象です。

この無人古本屋自体をどう捉えるかですが、私は以下のように解釈しました。

・出版業界、古本業などのビジネスは減少イメージがある。
ネット通販で、簡単に買えるため「本屋」に行く機会が減っている。
しかしそれはニーズがないのではなく、リアルの「本棚」を提供すれば、
そこで見て買う人は一定数はいるのではないか。(潜在的ニーズの証明)

・古本屋ビジネスにおいて、商品を安値で仕入れ、新刊の半額くらいまたは
希少性があるものは高値で売る。ここで求められるのは品数の量や価格と考えがち。
しかし、「本と出合う」という価値もあり、偶然の出合いなどはネット通販では
演出することが非常に難しい(リコメンド機能や履歴からのデータ的提案は可能)。
そういった出合い自体も目に見えない価値になるのではないか。
(単純なモノ消費からコト消費への変化)

商店街自体の活性化などとは縁遠いと映るかもしれませんが、
この中西さんのように「本が好き」な人は結構どこにでもいます。
そういった人が無人古本屋をアレンジして、自分の街でやる仕組みが出来たら、
なんとも面白いと感じました。

コト消費とは物語や体験などを指すわけですが、もっと単純にいえば、
「同じものを買うのであれば、利便性もいいのだけど、知っているAさんから買う」
ことによって、地域経済が回るというところにたどり着きます。

自分の好きなことを追求する中で、「趣味だから適当でもいい」という妥協をしない。
営利を追求するならこういった取り組みは出来ません。とはいえ、赤字ではない。
この塩梅が大事で、どこに軸足を置くかがポイントになってきます。

小さなビジネスしか出来ないというよりも、
小さなビジネスを小さく回すことが実はものすごく大事ではないかと
良いヒントになりました。

何でも無人にして性善説を信じろということではないのですが、
無人で出来ることで回すならばこの合理性は強いと感じました。
今後コンビニなども無人化されていく時代でしょうから、
何かヒントになれば幸いです。

参考サイト:
http://yadokari.net/interview/44166/
https://machibouken.com/cheer/kantou-area/tokyo/8128
http://wpb.shueisha.co.jp/2017/05/10/84366/

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