【あたまに効くサプリメント 第10号】

おはようございます。
日本ランドエンジニアリング株式会社 不動産鑑定士の松田です。

新年明けましておめでとうございます。
皆様のご健勝と貴社の益々のご発展を心よりお祈り致します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
新年、1月4日から平常営業とさせていただきます。  2016年 元旦

「一年の計は元旦にあり」
「一年の計は、朝にあり、一年の計は元旦にあり」と続けてもいうそうです。
計画を立てるにあたり、「1年」を「12ヵ月」と考えると、
それだけで意識改革ができる気がします。時間の単位設定は、人それぞれだと思いますが…。

本年24号中の第1号、今回もどうぞよろしくお願いいたします!

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 あたまに効くサプリメント(毎月1日、16日発行) 第10号
 
 2016/1/1 発行:日本ランドエンジニアリング株式会社
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■目次
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■1 コラム
 伊勢志摩サミット
 
■2 弊社セミナー情報

■3 スタッフXのなぜなぜコーナー
 月極駐車場の謎
 
■4 新ビジネスを探る
 能作の新事業展開
 
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■1 コラム
 伊勢志摩サミット
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今年の5月に北海道の登別温泉と洞爺湖温泉に行った。
千歳か函館まで飛行機で、後はのんびり鉄道の旅になる。
JR北海道で、千歳空港から乗り換え登別温泉に近い駅に到着。

駅で近くの名所等を探すため日本語のパンフレットを探すもパンフレットがない。
駅員さんに聞くと、日本語のパンフレットは置いてありませんとのこと。
過半が中国語、韓国語のパンフレットばかりである。
駅で自販機のコーヒーを飲んでいると、タクシーから降りる人の声は、
ほとんど中国語である。駅からバスに乗って登別温泉まで、バスの車内でも中国語。

比較的規模の小さな旅館を予約していた。仲居さんによると部屋で夕食。
この旅館は、中国人が少ない、大きな旅館は、中国人で満員とのこと。
明日はどちらへと聞かれたので、
「洞爺湖温泉に、サミットが開かれたホテルには高くて泊まれないけど」
そこからサミットの時は大変だった話になった。

登別温泉から洞爺湖温泉までは概ね60km程度ある。
この旅館にも開催の1年近く前から警察や機動隊が泊まっていたとのこと。
彼らの仕事は警備が中心であるが、「空き家を取り壊す」仕事もあったとのこと。
少なくとも登別から洞爺湖までの空き家は一掃された。
一方、空港近くの千歳市には、空き家だらけだ。
千歳空港から洞爺湖温泉まで約100km。100km圏までは手が回らない。

11月24日の朝刊に伊勢志摩サミットの警備関連費用が340億円、
総額が600億円になると政府関係者が明らかにしたとの記事。
洞爺湖サミットの時は、警備関連費用が331億円、総額が606億円で、
概ね同水準になるとの記事であった。
既存の資機財やノウハウが活用できるため、
開催費用は、前回より減額されるのが通例で、実質的には大幅な増額と位置付けている。

警備の内容は、「a.海上警備強化へ多数のゴムボートの調達、
b.メーン会場となるホテルの窓の外側に防弾ガラスの「壁」の設置、
c.首脳が空路で移動できるよう仮設ヘリポートを整備、
d.首脳の伊勢神宮参拝を想定し、防弾仕様の車両を十数台購入。」等である。
さて空き家の取り壊し費用は、どこへいった。

二日目、洞爺湖温泉に到着。登別温泉ほどではないが、温泉街は、寂れている。
かっての賑わいを想像することができないほど、多くの店が閉まっていた。

パリ同時多発テロがISにより引き起こされた。
トルコによりロシア空軍機が撃墜された。
名古屋には世界中の記者団等が宿泊する可能性がある。
名古屋から志摩観光ホテルまで約160km。
テロ対策は、東京や名古屋でも必要となるかもしれない。手が回らないかも知れない。

今後、三重県の空き家対策は、どの様な展開を見せるのか。残すところ半年。
南海トラフのリスクも含めて、
名古屋に事務所のある当社でも災害対策等を徹底する必要があると感じた。

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■2 弊社セミナー情報
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不動産を投資すべきか否かをあなたが自信をもって判断でき、
納得のいく選択ができるよう当セミナーの情報を大いに役立てて
頂けたらと思います。

上記セミナーに参加を希望される方は、
このメールマガジン下部にあります連絡先にご連絡頂くか、
ホームページの問い合わせフォームよりお申込みください(担当:伊藤)
http://bit.ly/1hsOni8

その他セミナー情報はこちらからご確認ください。
http://bit.ly/20c5xCJ

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■3 スタッフXのなぜなぜコーナー
 月極駐車場の謎
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スタッフOです。
今回の気になる謎は、「月極駐車場などにまつわる謎」です。
「月極」を「げっきょく」と読めなかったり、
一体「月極」さんって一杯土地持ってるけどどこの人なの?等です。
みなさんは疑問に思ったりしたことはありませんか?

まず月極ですが、読みは「つきぎめ」と読みます。
明治時代では月ごとの契約で「月極」という言葉が使われていたそうです。

また、辞書などには「極(き)める」ということで、
「決める。定める。」ということがあることから、
昔の名残でそのままということが有力といえそうです。

「月極め駐車場」と送り仮名があれば、
「げっきょくめ駐車場」とは呼ばないと分かりそうですが。

表記として「月決駐車場」とすれば読みやすいという提案も
インターネット上のサイトにはありました。
面白いですが「ゲッケツ」とか読んでしまうかも。
何か「決闘」的な印象も出てしまうかもしれません。

なおこういった読み間違いネタとしては「雰囲気」を
「ふいんき」(正しくは、ふんいき)などもあるようです。

子どもの頃から見かけるわけですが、
それでも「極」という漢字を深く学習しないと「月極」を
読めないまま大人になってしまいますね。

最後におまけです。アンサイクロペディアはいわば嘘の百科事典です。
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E6%9C%88%E6%A5%B5%E9%A7%90%E8%BB%8A%E5%A0%B4

次回の謎は何でしょうか。次回もまたお楽しみに!

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■4 新ビジネスを探る
 能作の新事業展開
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スタッフOです。
あけましておめでとうございます。

昨年行われた新規事業セミナーに参加しました。
そこで講演された株式会社能作の能作社長の話が面白かったので
共有出来ればと思います。
http://www.nousaku.co.jp/

株式会社能作は富山県の高岡市にあり、伝統工芸的として高岡銅器を中心に、
仏具や花器、茶道具を作っていました。

能作さんは入社18年間、職人生活を送った経験の中で、
下請けではなく、直接エンドユーザーに届けたいという想いが募り始めます。
今までは完全に下請けメーカーなので、
どこで売られているかなど当然ユーザーの声は分かりませんでした。

きっかけは2001年の東京で開催したイベントです。(こちらの沿革にもあります)
http://www.nousaku.co.jp/main/company/

東京の原宿にて鋳器「鈴・林・燐」を開催。
ここでは2つ展開があり、1つは大手の放送局が照明として欲しいという依頼。
もう一つは、雑貨販売を手がけるショップからの依頼。
この後者の流れがあまり売れなかった鈴を改良し、
「風鈴」としてヒット商品になっていく流れです。
その後はそのやり方で直接ユーザーに売るというモデルを確立します。

ここから学べることは何でしょうか?

流通や販売という部分において、
伝統産業は「ただ作っている」という部分が大きかったようです。
「流通も伝統的」という言葉で語られていましたが、
ビジネスでは時代に合ったものを作る必要があります。
自社のビジネスがきちんと時代にあっているか、顧客が見えているかということでしょう。

東京のギャラリーで展示すれば成功するということでは当然ありません。
世界や国内のバイヤーも東京で情報を得ている、それらのバイヤーにアピールしたい、
それを狙ったものだからです。
同時に、生産としてプロダクトが作れる技術やそのアイデアが必要で、
職人が反対して出来ないでは出来ないわけです。
それらの仕組みを作る、考え方を変える必要があります。
問屋に卸せば安定して売上れるが、しかし売上は伸びない。
直接ユーザーに届ければ売上は上がる、ただ売れないリスクもある。

人材育成にも力を当然入れています。
富山県ではものづくり・デザイン科というものが、
小中学校では必須科目であるそうです。
そういった若い人の人材育成や
観光見学できる工場(国内外から人に見てもらう、そこから富山を知ってもらう)
ということも展開されているようです。

面白かったぜひホームページ等見てみて下さい。
一つくらいアイテムが欲しくなってきますね!

皆さんのヒントになれば幸いです!

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大局観を失わず、地道に努力する

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最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたの健康と幸せをお祈りしています。

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